うそにっき

しごととほんとおさけとひとりあそびでこうせいされています。

多分不思議の国

家電量販店に引っ越し用の家電を買う。

 

先月から定期的にきては気になるメーカーのものを写真に撮ったりしていたのだけど、日曜に買おうとしていた店に行ったら冷蔵庫が8000円ほど値上げしていた。何事だ。

 

商品の置かれた位置で覚えてため実は違う商品だったのかもしれないと画像と照らし合わせても、型番も一致するというか全く同じ商品で、不思議の国に迷い込んだような気持ちになる。

しかも値札には大幅に値下げしましたとの印刷付き。

しかし実際は大幅に値上げがされている。

謳い文句1つでお得感を演出する家電量販店に困惑するというか、家電量販店無敵か。

 

困っていると店員がきて、実はこの時期は値段が上がるんですと言われても、こちらもそんな事情を言われても困ってしまう。

元の値で検討できるはずです。と言われたので他の商品の価格も確認したかったため後ほどきますと伝えて、別のエリアへ。

 

ありがたいことに他の商品は値段が変わっていなかった。

 

ついでにネット店舗で見かけた洗濯機を探しているんだと、画面を見せて別の店員に伝えると「安っ!」と一言。自由か。外面取れてんぞ。

店員曰くメーカーは信頼が置けるものだし機能も1人暮らしなら問題ないだろう。と売りつけようとした高機能洗濯機の横で語られる。ちょっと悔しそうなのは多分気のせいではない。

ネット店舗だがここでもまとめて注文できます。と言われてじゃあお願いしたいけど他の物も買う予定だと伝えると、

「どこですか?」

とついてくる満々。

店員1人を専属にしてしまった。

 

せっかくなので、と狙っていた電子レンジのコーナーについてきてもらう。

店員がレンジ機能のみのものを勧めようとするのを無視し目的のオーブンレンジを指し示すと、

「結構本格的なの選ぶんですねー」

と店員。

どこから目線なのかとつっこめない。

なんか凄い、この店員何者だろう……クレームとかたくさん来そう、と他人なのに心配になる無敵さだ。

 

 あとは問題の冷蔵庫である。

先程と同様に画面を見せつつ値段の移り変わりへの困惑を語る。

要はせめて先週の価格まで値下げしろやということなのだが、大人なのでそういうことは言わない。これが大人ってやつか…と思いながらどうにかなりませんか…?と聞いてみる。

この近くまでは下げられるはずです。と無敵店員のくせに弱気な回答。

さっきの店員さんは下げてくれるって言ってましたよーとしれっと爆弾を投下しておく。

掛け合ってきますとテーブルを用意されて待機。

おっせえなーと呑気に待っているとやっぱダメでした、とのこと。

で、結局2000円と端数分の値引きになったらしい。

ポイント分とかでもうちょっと下がるんじゃないですか?とか言ったらそれでこの値段でとボソボソ言っていて聞こえない。

店員、暫く考えると、そうだ!と新しい提案をしてくれたのだが具体的な数字無しに語られてもわからない。

 

結局支払いはいくらになるんですか?と聞いたところちょっと待ってくださいと関数電卓を取り出す。

 

関数電卓

 

やっぱりこの無敵さは関数電卓を日常的に使った経験がある人種だからなんだ!と偏見に満ちた結論に達する。

断言してもいいけど会計の計算程度で関数電卓をあえて買わない。

 

値段は納得のいくものだったので手続きを進める。

 

住所やら氏名やら生年月日やらを書き込んでいると店員からおいくつですかと聞かれる。

書類に書いてるし、と年齢を素直に伝えると「21くらいかと思いましたー」と一言。

なんだこの流れ。中々当たらないんですよねーとか若干悔しそうな店員は本当に無敵すぎるな!?

アンケートですらないらしく、純粋な興味で聞いてきた店員に困惑しかない時間を過ごす。

 

その後も手続きの間に別の営業連れてこられたり(営業は普通の電卓を使っていた。その企業嫌いだからやだと断った)

 

さらにウォーターサーバー勧められたり(1人暮らしの部屋にはふさわしくないサイズ感なのでサクサク断った) 

 

してやっと会計。

ここまで長かった……と店員に連れ添われて会計エリアに向かう。

店員は勧めたウォーターサーバーが心残りらしくなんで断っちゃうんですかーと呑気に聞いてくるけどいらんもんはいらんのだ。

と理由付きで断ってたら無敵店員が一言

 

 

「やっぱ変わってますねー」

 

 

えっと、本当に無敵ですね。

お前に言われたくないとかいろんな反論が出たけど上手く出てこず、ぽかんとしてたら会計の順が回ってきて、無敵店員は消えていた。

 

 

あそこは本当に日本の普通の家電量販店だったのか今でも謎。